大事なこと

 相続や葬式のことなど一度は親と話し合っておきたいと思っても、子どもとしてはなかなか切り出し難いものだ。
タイミングや切り出し方が不適切だったり、肩に力が入りすぎて不自然になると親子といえどもあらぬ誤解を招きかねない。
とあるアンケート調査の結果を見ると、「元気なうちにきいてほしい」(エンジニア・61歳)をはじめ、大半が万一の場合をある程度想定して前向きな意見を持っていた。老親を介護し看取る時期にさしかかっている世代だけに、子どもには苦労をさせたくないという思いもあるのだろう。「切り出し方とタイミング」についてのアンケート調査には、会社員、公務員、主婦など、職業や立場で比較的はっきりした傾向があらわれたのが興味深い。

酸いも甘いもかみ分けたサラリーマンタイプ

『後患の憂い』はそっときき出す

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